第1回家庭教育学級講座報告

開級式に続き、第1回講座「思春期の子どもと、よりよい親子関係を築くには」を開催しました。
講師には、筑波大学大学院人間総合科学研究科教授の庄司一子先生をお迎えし、
家教委員を含め22名の参加者で受講しました。
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庄司先生は本校代表委員会(生徒会専門委員会の一つです。各クラスの代表委員2?4名で構成され、
全学年で30名です。月1回の委員会時に話し合い、月の生活目標を決め、常時活動として、
集会の時の整列や学年集会・学級活動の司会進行、生徒会行事への学級代表としての参加などがあります)
のピア・サポート活動を、筑波大学の学生さんと一緒に支援してくださっています。
ピア・サポートとは仲間で支え合うという意味です。図書スペースの一部が「リラックスゾーンAZUMA」に
なる日の放課後や休み時間、そこに代表委員や学生さんが集まっているので、みんなも来て、
何でもいいから、楽しくおしゃべりしよう!という交流活動をピア・サポート活動と呼んでいます。
庄司先生は本校生徒と身近に接する機会が多い先生です。
講座は先生による思春期の子どもについてのお話と、先生が参加者と一緒に輪を作り、参加者全員で
思春期の子どもについて話すワークショップの2部形式で実施されました。
【第1部】思春期の子どもの特徴
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 ・心は子ども、体は大人(体の発達は年々早くなっているが精神的に追いついていない)
 ・中学生活はストレスが多い(勉強と部活の両立、規則、小学校とのギャップ)
 ・特に女子に多いのが人間関係の悩み。女子の生き辛さを理解してあげて欲しい
 ・子どもがポロっと本音を話す時に耳を傾けることが大事等
【第2部】お母さんパワーでお悩み解決!ワークショップ
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お子さんのことを1番知っているのはお母さん!お母さん力でお母さんの悩みを解決しよう!と
先生から提案があり、円になって参加者同士、わきあいあい活発な話が弾みました。
【結論】
思春期の子どもとよりよい親子関係を築くには、子どものよい面に目を留めて、そこを伸ばそうと思って欲しい。
子どもは受け入れられることによって、安心し、頑張ろうという気持ちになる。子どもを信じて、見守り、認め、
待ってみることが大事。という先生のお言葉で講座は終わりました。参加した方々から、本当に楽しかった、
気持ちが楽になった、ためになったという感想が多数聞けて、大変嬉しく思いました。
これから1年、家教委員全員で、吾妻中学校の保護者が楽しく交流できるような講座を企画しております。
皆さんの参加を心よりお待ちしております。
(写真撮影及び掲載に関しては参加者全員の許可をいただきました)
以上