紫翠祭より

?保護者からの紫翠祭の感想を紹介します?
私は今大学4年生、大学1年生、そして中学3年生の3人の子供の親です。
10年間吾妻中の保護者として、三大行事に関わってまいりました。今年が保護者として最後の紫翠祭です。
子供達が、一生懸命クラスの出し物を準備する様子を見ながら、一緒に模擬店の準備をすることは、遠い過去に大学の学祭の準備に追われた頃に戻り、学生時代に充実していた時をまた我が子と過ごすことができ、とても楽しい文化祭でした。
(第9学年 保護者)


文化祭を見させていただきました。生徒たちは明るく、皆、とてもイイ顔をしていたと思います。私は模擬店に関わっていたため教室での発表を観ることはできませんでしたが、体育館での行事を少し観させていただきました。舞台の上と客席にいる生徒たちが一体となり、生徒主導で進行されていることに感動しました。でしゃばらず、でもドキドキしながら裏方に徹しておられた先生方の姿も印象的でした。限られた時間で準備だったと思いますが、やり遂げたという気持ちになった生徒も多かったことでしょう。少しずつかもしれませんが、成長していく生徒、その生徒をご指導くださっている先生方の姿に感動した1日でした。
(第7学年 保護者)
2年前、初めて経験する吾妻中紫翠祭のとき、「吾妻中の文化祭って、やっぱり吾妻中だから学習発表展示とかなんだろうか?」と思っていたのですが、行ってみて意外!全クラスがお化け屋敷かゲームランドでした(笑)。でもこれはいいなと思いました。先生に言われて無理やり学習発表をやるより、「みんなで何か楽しめるものを自分たちで企画して実行するように」の方が子どもたちも楽しんで自主的に取り組めると思いました。午後の部は、私は模擬店参加で疲れて、2年間ほとんど見に行かなかったのですが、家族が言うにはどうもすごいワザを見せてくれるとか笑える舞台があるらしい・・・。
ということで、今年は3年目にして初めて午後は通しで見てきました。感心したのは、
・慣れていないだろうに、生徒会や実行委員がプログラムの進行をする。
・慣れていないだろうに、クラスまたは臨時で組んだユニットで、見る人に楽しんでもらえる出し物を考え出して、役割分担を決めて、構成して、練習して、皆の前で演技する。
・準備期間は短期間なのに何とか形にして仕上げてしまう。
これはとても難しいスキルだと思います。「何かやれ」と言われなければできれば本当はやりたくない中学生にこれをやらせるには、やはり先生方の誘導が肝心だと思いました。うまく乗せてくださるおかげで、子供たちの色々な能力を引き出せていただけていると思います。(あ、これは子どもたちには言わないでください。どうせ先生にやらされているんだ、と斜に構えてしまうので。)
大人から見れば出し物の完成度は全然低いのですが、それでいいと思います。一生懸命に取り組むことと、経験を積むことが大切だと思います。まだまだアイデアが浮かばなかったり、意見も言えなかったり、人前で乗り切れなかったりする子もいるかもしれませんが、皆の行動を参考にしながら徐々にできるようになってほしいと思います。心を一つにしてやりきった後の達成感がきっと快感だと思います。それを体感してほしいと思います。
そして保護者による模擬店は、子どもたちのお祭り気分を盛り上げる演出だと私は思っています。
日頃先生の言うことをよく聞くお行儀のいい吾妻中生ですが、勉強も大切だけど、これからも紫翠祭は遊び心全開で創意工夫していってほしいと思います。
(第7学年・9学年 保護者)