第3回家庭教育学級講座報告

平成28年9月16日㈬吾妻交流センターにおいて、第3回家庭教育学級講座「苔玉づくりの会」が開催されました。ご自宅で「tunagu暮らしの中の草花のこと」を開催している、海保優希子先生をお招きし、社会教育指導員の谷上先生、家庭教育委員8名、そして今回は校長先生からも参加希望をいただき、約20名での講座開催となりました。
 今回は受講者としてお越しくださった古澤校長先生にご挨拶をいただき、講座が始まりました。まず、海保先生から、花を上手にライフスタイルに組み合わせていくというお話を伺いました。特別に生活の中に花を入れず、ごく当たり前に、ごく自然に負担にならないように、花と向き合っていくとおっしゃっていました。温かく優しい雰囲気の先生のお話は、花に対する愛情と素敵な暮らしが目に見えるようで、その場の全員が聞きほれていました。
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いよいよ苔玉づくりに挑戦です。まずは泥団子を作ります。水苔を細かく刻んだものを土に混ぜ込んで、水加減に気を付けながら、硬すぎず、柔らかすぎないように、こねていきます。みなさん童心に帰って夢中になっていました。
 次に、出来上がった泥団子を平らにつぶし、植物を植え付けます。今回は海保先生が4種類の植物を用意してくださいました。受講者全員でジャンケンをして勝った順に、好みの植物を選びました。
 植物を植え付けた後は、苔を巻いていきます。シート状の苔を巻き付け糸で縛ります。
どの手順も、先生が丁寧に教えてくださったので、皆さん素敵な苔玉が出来上がりました。植え付ける植物によっても雰囲気が全く違って見えます。
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 最後に海保先生から、苔玉のお世話の仕方を教えていただきました。自分で作った苔玉に名前を付けてかわいがっている人が多いとおっしゃっていました。植物を大切に思い生活していくと、わざわざ気にかけなくても、自然と目が向き、水をあげ世話ができている。意識して生活の質を上げなくても、癒しができて気持ちも安らいでいくのだというお話でした。実際講座で苔玉を作っていると、いつの間にか夢中になっていて、会場が和やかな雰囲気になっていました。皆さんが愛おしそうに苔玉を持ち帰る姿を見て、本当に良かったと思いました。
次回第4回家庭教育学級講座は、11月25日(金)さくら民家園において「ウクレレ体験とランチ会」です。なお第4回講座は今年度家庭教育学級閉級式も兼ねております。皆様のご参加をお待ちしております。