日時:2019年12月2日(月)10:00〜11:30
場所:吾妻中学校体育館
参加:保護者16名,7年生94名,教頭先生,前田先生,中田先生
第二回家庭教育学級講座
「新しい時代をどう生き抜くか」~子どもたちがメディアと上手につき合うには~
講師:谷藤 賢一先生
米国CCE GCDF-Japanキャリアカウンセラー
子ども社会塾運営
<概要>
今後AI時代がやってきて2020年教育が変わり,就職,働き方が変わる今後,子ども達はどう新しい時代を生きていけばよいのか?谷藤先生は色々な経験をされていてその一つ一つが今に生かされているとおっしゃっていました。
プログラミングなどの本も4冊出版されています。これからの子どもには何が必要なのか?学歴,資格,手に職?これからの時代これだけでは全然足りず,良い学校,良い会社に入っても将来安泰ではない。
将来子ども達の65%が今は存在しない職業に就いている。言われたことをやるだけではAIに使われ仕事がなくなる。
今大切なのは18歳の受験ではなく22歳以降の人生が大切。
取り返しのつかない親の行動
親がレールを決める。「いいから勉強しなさい。」「あんたはバカだから」などと言う。
18歳で決めた通りの将来になったのは2%。
学校で教えない今の社会で必要な7つの力
- 論理思考
- 読む力
- コミュニケーション力
- 心理学
- 裏社会の仕組み
- ITスキル
- 教える力
メディアとの付き合い方
人と人がアナログで接してこそコミュニケーション。この能力が将来を決める。
ITメディアは,人と接しなくてもコミュニケーション欲を満たしてしまう特殊な機械。
なぜ,SNSや掲示板は炎上するのか?86分の1でコミュニケーションするため,勝手な想像で燃え上がる。知らない他人と接触しない。アナログコミュニケーションはスマホの86倍の情報量。スマホでこじれてきたら「会って話そう」で解決。掲示板は書き込まない,鵜呑みにしない,熱くならない,などを講演していただきました。
閉級式
- 吾妻中学校 酒井教頭先生の挨拶
- つくば市社会教育指導員 前田先生の挨拶
- 家庭教育学級担当 中田先生の挨拶
- 家庭教育学級委員会 毛塚委員長の挨拶
<感想>
谷藤先生のお話はどれもとても参考になるものばかりでした。実践出来る事は家でもやってみたいと思います。7年生から沢山の質問が出て興味をもって聞いてくれていたと思うので嬉しかったです。有意義な時間が過ごせたと思います。
「学びの内容と感想」~家庭教育学級毛塚委員長
キャリアカウンセラーであり,「子ども社会塾」(AI時代を強く生きるための論理思考を身に付けるための寺子屋式塾)塾長でもある谷藤賢一先生をお招きして講演を行っていただきました。
まずは「学校では教えない今の社会で必要な7つの力」についてお話していただき,その後メインテーマである「メディアとの付き合い方」について,ゲーム・YouTube,SNS,ネット掲示板について解説をしていただきました。
コミュニケーション能力の重要性について等,大変貴重なお話を伺うことができました。
普段なかなか聞くことができないお話ばかりで,いろいろな良い気づきがたくさんありました。
講演後の質疑応答では,時間が足りなくなるくらい多くの質問が生徒さんから出され,講演内容についての関心の高さが伺えました。
保護者だけでなく生徒さんにも参加していただき,大変有意義な講座となりました。